こんにちは! 今回は賃貸物件の管理についてのお話をしていきます!
賃貸物件のオーナーとして、物件の管理方法をどうするのかを考えることはとても重要です。自分で全てを行う「自主管理」と、管理会社に任せる「委託管理」。それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが適しているかはオーナー自身の状況によって異なります。この記事では、両者の特徴を比較しながら、選び方のヒントを紹介します。
⚪︎自主管理とは?
入居者募集から家賃の管理、クレーム対応まで、すべてをオーナー自身で行う方法です。
・メリット
コストがかからない:管理会社への手数料が不要なため、家賃収入を最大限に確保できます。
柔軟な対応が可能:判断や対応をすぐに行えるため、入居者とのやり取りや戦略の変更も自由自在です。
経験が積める:実務を通じて賃貸経営のノウハウが身につきます。
・デメリット
時間と労力がかかる:日々の対応やトラブル処理、修繕手配など、業務は多岐にわたります。
知識が必要:契約や法律、税務などの知識がないと、トラブルの原因になることも。
精神的負担が大きい:家賃滞納や近隣トラブルなど、デリケートな問題にも自分で対応しなければなりません。
時間に余裕があり、自分で賃貸経営を学びたい方には向いています。
⚪︎委託管理とは?
不動産管理会社に物件管理を代行してもらう方法です。
・メリット
手間が省ける:家賃管理、入居者対応、修繕手配など、煩雑な業務を一括で任せられます。
専門的な対応が可能:法律や賃貸市場に詳しいプロが管理するため、トラブル時も安心です。
空室対策にも強い:広告や募集活動のノウハウがあり、入居者確保がスムーズです。
緊急対応が可能:夜間や休日のトラブルにも対応してくれる管理会社も多く、安心感があります。
・デメリット
手数料が発生する:家賃の3〜8%程度の管理料がかかるため、収益はやや減少します。
オーナーの意向が伝わりにくいことも:間に管理会社が入ることで、意思決定に時間がかかる場合があります。
管理会社選びが重要:信頼できない会社に任せてしまうと、かえってトラブルになることも。
本業が忙しい人や、複数物件を所有している方には特におすすめの方法です。
⚪︎どちらを選ぶ?判断のポイント
主に以下の点について考えてみると、自分がどの方法で管理していくのが向いているかがわかりやすいかと思います。
・時間に余裕があるか?
・トラブル対応に自信があるか?
・法律や賃貸の知識があるか?
・物件の規模や場所(遠方かどうか)
・賃貸経営にどこまで関わりたいか?
…など
たとえば、「初めてで学びながら進めたい」「時間に余裕がある」なら自主管理でも良いでしょう。一方、「仕事が忙しい」「遠方に住んでいる」「トラブル対応は避けたい」なら委託管理が適しています。
また、最初は管理会社に任せて知識を身につけ、後に自主管理へ切り替えるという柔軟な選択も可能です。
賃貸経営において、管理方法は運営上重要な要素になってきます。自主管理はコストを抑えられる一方で、時間と知識、対応力が求められます。委託管理はコストがかかりますが、専門家に任せることで安心・効率的に物件を運営できます。
どちらが正解というわけではなく、「自分にとって向いている方法」を見極めることが大切です。ライフスタイルや目的に合わせて、最適な管理スタイルを選びたいところです。もちろん弊社でもご相談を承っておりますので、ぜひご相談頂ければと思います。
収益不動産の管理・運営でお悩みがありましたらぜひ弊社までお問い合わせください!(^_−)−☆