こんにちは! 今回は不動産投資においての間取りについてのお話をしていきますね。
不動産投資は、安定した家賃収入と将来的な資産形成を見込める魅力的な投資手法です。ただし、物件選びで失敗すれば、空室や家賃下落といったリスクも伴います。
中でも見落とされがちなのが、今回お伝えする「間取り選び」です。
居住用物件は自分のライフスタイルを基準に選びますが、投資用物件では「入居者ニーズ」と「収益性」を優先して考える必要があります。本記事では、投資初心者にも分かりやすく、収益につながる間取り選びのコツを解説します。
⚪︎間取り選びが大切な理由!
間取りは見た目以上に、投資の成否に関わってきやすい要素です。
ではどこに影響が出てくるかと言いますと…。
・入居率や退去率: 人気のある間取りは空室リスクが低く、長期入居が期待できます。
・家賃設定: 需要の高い間取りは高めの家賃設定が可能。
・将来の売却価値: 間取りの良し悪しは、買い手の印象や価格にも直結します。
・修繕・リフォームコスト: 使い勝手の悪い間取りは手直しが必要となる可能性も高くなります。
…大体、このあたりがわかりやすい部分ではないでしょうか。
前回、不動産経費の記事にてランニングコスト・維持管理費等についてお伝えしましたが、そういった部分にも影響が出てくるとなると、間取りも収益が減る遠因として否定できない部分があります。
なのでやはり、その場所に求められるニーズにあったいい間取りを選ぶのが理想になってきます。
⚪︎主な間取りタイプとターゲット層
①1R(ワンルーム)
ターゲット: 学生、単身赴任者、新社会人
メリット: 初期費用が抑えられ、需要も安定
デメリット: 家賃が低く、入退去のサイクルが早い
選び方: 駅近や大学、オフィス街周辺が有利。インターネットやセキュリティ設備も重視
②1K・1LDK
ターゲット: 一人暮らしの社会人、DINKS
メリット: 家賃が高めに設定でき、長期入居が見込める
デメリット: 初期費用がやや高くなる
選び方: 駅から徒歩10分以内、周辺施設の利便性、水回りの設備が鍵
③2LDK前後(2K・2DK・2LDK)
ターゲット: ファミリー、ルームシェア層
メリット: 家賃水準が高く、長期入居につながる
デメリット: 需要エリアが限定される
選び方: 学校、公園、スーパーの近さ、駐車場・収納の有無が重要
④3LDK以上
ターゲット: 子育て世帯、二世帯住宅
メリット: 長期的な収入が見込める
デメリット: 初期投資が高額で、需要が限られる
選び方: 学区や周辺環境の住みやすさ、再販時の需要もチェック
⚪︎間取り選びで押さえるべき5つの視点
①ターゲット層とエリアの特性を一致させる
どの層を狙うか明確にし、その層に合ったエリア・間取りを選びましょう。
例)
大学近く:ワンルーム需要が高い
都心のオフィス街:1LDKの単身・DINKS需要が中心
郊外の住宅地:2LDK以上のファミリー向けが有望
②人気設備を押さえる
現代の入居者は設備の充実度を重視しています。
特に、
・光回線インターネット
・独立洗面台・浴室乾燥機
・宅配ボックス・モニター付きインターホン
あたりが好まれる傾向にあります。
③収納スペースを見逃さない
クローゼットやシューズボックスが充実しているかも入居の決め手になりやすいです。
④採光・通風も収益に直結する
日当たりの悪い部屋は敬遠されがち。空室リスクを下げるためにも、内見時には必ずチェックを。
⑤将来のリフォーム対応力を考える
間取りの柔軟性が高い物件は、時代に合わせてリノベーションがしやすく、長期的な価値維持につながります。
⚪︎迷ったときは専門家に相談を!
間取りや物件選びに迷った場合は、地域に強い不動産会社に相談するのが安心です。また、情報収集を重ね、客観的な判断材料を持つことも大切です。
いかがでしたでしょうか?
不動産投資で収益を最大化するには、立地だけでなく、入居者に選ばれる間取りであることがとても大切になってきます。ぜひ今回紹介したポイントを踏まえて、ご自身の投資スタイルや対象エリアに合った物件を選んでみてください。もちろん我々もご相談頂ければ物件選びのお手伝いをさせて頂きます!
収益不動産の売買でお悩みごとがありましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください!(^_−)−☆