開業医の方の不動産投資について(節税編)

ブログ 不動産投資初心者向け講座

こんにちは!
前回では開業医の方の不動産投資について触れましたが、今回はそこから少し踏み込んで、節税面のことについて簡単ではありますがお話ししたいと思います。開業医の方だけでなく、不動産投資についてお考えの方についても参考になる内容かと思いますので、ぜひご一読下さい。

・“節税”とは、収入を守るだけではなく、未来を築く手段

一般的に高収入に分類される開業医にとって、その分税金の負担は収入に比例して大きく、特に、所得税・住民税・事業税・社会保険料あたりの負担にはお困りの方も多いのではないでしょうか。
また、年収が2,000万円を超えたあたりから、手取りと労力の乖離が明確になり、「これ以上働いても手元に残らない」と感じやすいと思います。
そのとき初めて節税を考える方もいらっしゃることでしょう。
不動産投資を活用する節税は、税金を“未来の資産形成”に変換する行為でもあるのです。

・所得分散と損益通算という“仕組みの裏をかく”方法

不動産投資の節税効果の中核は、「損益通算」です。
減価償却費やローン利息などの「経費」を利用し、不動産所得を赤字にして本業の所得と相殺する。
これにより、所得税・住民税の課税対象が減少する効果が期待できます。

また、配偶者や親族名義で法人を設立すれば、
家族を役員として報酬を分配 → 所得分散 → 高い税率を抑えられることも可能です。
つまり、税務の“構造的抜け道”を用意することもできます。

・経費化できる要素の多さと予測性
本業だけでは対応できない経費化についても、不動産に伴う支出によって補うことが可能です。

  • 減価償却
  • ローン利息
  • 管理委託料
  • 交通費・通信費・視察費
    …などを活用することで、実質的なキャッシュアウトを最小限に抑えつつ節税することもできます。
    さらに、収入曲線を把握しやすいメリットもありますので、長期的な節税設計も立てやすいでしょう。

*節税=逃げ道ではない

税金は、払えば払うほど貢献しているような図式になりますが、現実には、その多くが「再分配の制度疲労」に費やされています。
それならその一部を、自分自身と家族の教育・老後・社会貢献のために使う構造をつくる方がメリットは大きいのではないでしょうか。

節税は単なる“お金の逃げ道”ではありません。
「自身の収入を活かすという選択」であり、「財務構造を自分で設計する」ということでもあります。
また、不動産を用いた節税は、単なる「支出の圧縮」ではありません。 “税金”という最大のコストを、“資産形成の起点”に変換することでもあります。

特に高収入の職業として列挙される開業医の方々にとって、収入と税金の関係は頭を悩ませることが多いと思います。
診療報酬が変動したり、患者数の増減によっても収入が安定しづらいという側面があるのなら、なおのこと、資産を維持するためにも不動産投資を行う選択も一つの手段として考えられるのではないでしょうか。

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