こんにちは!
突然ですが、近年、投資の世界で急速に広がっているキーワード「ESG」 をご存知でしょうか。
これは【Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治) 】の3つの観点から企業や事業の価値を測る考え方で、持続可能な社会づくりに向けた評価軸として注目されています。
この流れは不動産業界にも大きな影響を与え、賃貸住宅にも 「ESGアパート」 という新しいカテゴリーが登場しています。環境性能や入居者の快適性、長期的な管理体制までを重視した物件で、入居者だけでなく、不動産投資家からも関心が高まっています。
◯ESGアパートとは?
ESGの考え方を設計・建築・管理運営に取り入れた賃貸住宅のことを指します。
従来の物件とは異なり、「環境負荷の低減」「入居者のウェルビーイング」「透明性の高い運営」などを総合的に評価する点に特徴があります。
【E】環境(Environment)
最も象徴的な要素が、環境に優しい住まいづくり。
高断熱・高気密の建物やLED照明、高効率エアコンなどを導入し、省エネ性能を高める
太陽光発電やグリーン電力によるエネルギーの自給・利用
節水設備や雨水利用システムによる水資源の削減
CASBEE・BELSなど環境認証の取得による性能の可視化
光熱費が下がり、入居者にとって直接的なメリットになるほか、不動産投資の観点では「環境性能=将来の資産性」を高める要素として評価が高まっています。
【S】社会(Social)
入居者や地域社会への配慮もESGアパートの重要な要素です。
自然光・換気性能・遮音性能など、健康と快適性を重視した設計
耐震性向上や非常用電源確保など、災害に強いレジリエンス
高齢者や障がい者にも配慮したバリアフリー化・ユニバーサルデザイン
空き家再生や地域交流スペースなど、地域社会との関わり
こうした取り組みは、結果的に入居者満足度を高め、退去率の低下=安定した賃貸経営につながります。
【G】ガバナンス(Governance)
不動産投資・賃貸運営における透明性の高さや適切な管理体制も評価項目です。
賃貸運営における法令遵守
情報開示の明確化
管理体制の整備、トラブル対応の透明化
労働環境やハラスメント対策の強化
長期保有を前提とした不動産投資では、健全な管理体制が継続的な収益性を左右します。
◯ESGアパートがもたらすメリット
*入居者メリット
・光熱費の削減:省エネ性能が高いため日々の負担が軽減
・健康、快適な暮らし:室内温度が安定し、換気・遮音も良好
・安心感のある暮らし:防災性能や安全性が向上
・社会貢献への参加:環境配慮型の住宅に住むという満足感
*不動産投資家・オーナーメリット
・入居率の安定:快適性・省エネ性能から選ばれやすく、長期入居が期待できる
・空室リスクの軽減:環境配慮型住宅のニーズは今後さらに高まる見込み
・資産価値の維持向上:環境性能が高い物件は陳腐化しにくく、価値低下リスクが抑えられる
・融資面での優位性:金融機関のESG投融資が広がり、資金調達が有利になることも
・災害に強い=事業継続性が高い:リスク耐性の高い物件は収益安定につながる
ESGアパートは、不動産投資の「長期保有」「安定運用」と相性が良い点が特徴です。
◯今後の展望と課題
ESGアパートの市場は今後、確実に拡大すると見られています。
地球温暖化対策やSDGsへの世間の関心が高まっていることに加え、入居者自身が「環境・健康・安心」を求めるようになっているためです。
ただ、一方で課題も存在します。
・高断熱素材や設備導入による初期コスト増加
・ESG評価の基準がまだ統一されていないことによる判断の難しさ
それでも長期視点では、光熱費削減・入居率安定・資産価値維持といった形でリターンが得られる可能性があり、不動産投資として十分検討の価値があります。
ESGアパートは、環境・社会・ガバナンスの観点からつくられた、これからの時代に適した賃貸住宅です。
入居者:光熱費が下がり、快適で安心
投資家:入居率が安定し、資産価値の維持に貢献
社会:持続可能な環境づくりに寄与
不動産投資を検討している方にとって、ESGアパートは今後ますます魅力的な選択肢となるでしょう。
不動産投資のご検討、管理・経営でお悩みごとがありましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください!(^_−)−☆
