こんにちは! 今回は「長期優良住宅」についてお伝えしていきます。
不動産投資では、どんな物件を選ぶかによって将来の収益性が大きく変わります。その中で近年、投資家から支持を集めているのが「長期優良住宅」という制度です。「長く良い状態で使える住宅」を国が認定する仕組みで、資産価値や安全性の面で非常に評価が高いのが特徴です。ではどのような部分で不動産投資に関わってくるのかについて、概要から注意点までを見ていきましょう。
◯長期優良住宅とは? 不動産投資家が知るべき基本
長期優良住宅は、住宅の品質・耐久性・省エネ性などが国の基準を満たし、所管行政庁から認定を受けた住宅のこと。2009年の法律に基づき、ストック型社会の実現を目的として始まった制度です。
認定のポイント
次のような項目において、一定基準以上を満たす必要があります。
・劣化対策(75~90年持つ構造を想定)
・耐震性能の高さ
・省エネルギー性
・維持管理のしやすさ
・住戸面積の確保
・維持保全計画の作成と実行
国のお墨付きがあることから、建物の信頼性やブランド力が高まり、不動産投資においても評価されやすい特徴があります。
◯不動産投資における長期優良住宅のメリット
では、長期優良住宅は不動産投資の成功にどう役立つのでしょうか?
① 資産価値が下がりにくい
不動産投資における最大のリスクは「資産価値の下落」です。
長期優良住宅は 劣化しにくい構造・高い耐震性・高性能な断熱性を備えているため、
・建物価値が通常の住宅より維持されやすい
・売却時に高値で評価されやすい
というメリットがあります。
出口戦略(売却)を考える投資家にとって、大きな安心材料になります。
②税制優遇により投資効率が上がる
長期優良住宅には、以下のような税制メリットがあります。
・不動産取得税の控除額が大きい
一般住宅:1,200万円
長期優良住宅:1,300万円
・固定資産税の軽減期間が長い
一般住宅:新築3年間
長期優良住宅:新築5年間
これらの優遇により、物件取得後のキャッシュフローが改善し、不動産投資の利回り向上に貢献します。
③ 入居者ニーズに合い、空室リスクが低い
現代の入居者は「地震に強い」「光熱費が安い」「快適」という価値を重視しています。
長期優良住宅は、まさにこうしたニーズを満たしているため、
・入居者が集まりやすい
・家賃下落しにくい
・長期入居が期待できる
といった点で、安定した不動産投資に向いています。
ブランド力もあるため、同エリアの競合物件と差別化できるのも強みです。
◯長期優良住宅を選ぶ際の注意点
もちろん、長期優良住宅にも注意すべきポイントがあります。
①建築コストが高めになりやすい
高性能な住宅を造るため、一般的な住宅より建築費が上がる傾向があります。
そのため、初期投資と将来のリターンのバランスをシミュレーションすることが重要です。
② 維持保全計画の実行が必須
認定後は、定期的な点検・補修が義務付けられています。
また、その記録を保管する必要があり、管理を怠ると認定取消の可能性もあります。
③ 認定に手間と費用がかかる
申請手続きや審査費用が必要なため、スケジュールとコストを事前に把握する必要があります。
長期優良住宅は、「資産価値が落ちにくく」、「税制優遇もあり」、「入居者ニーズにも強い」という三拍子そろった「長期安定型の不動産投資」に向いている物件です。
初期費用がやや高いというデメリットはありますが、長期的な収益安定や出口戦略の強さを考えると、多くの投資家にとって魅力的な選択肢となり得ます。
これから不動産投資を始める人も、すでに物件を持っている投資家も、長期優良住宅という選択肢をぜひ検討してみてください。
不動産投資のご検討、管理・経営でお悩みごとがありましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください!(^_−)−☆
