こんにちは! 今回は戸建投資の基本と、成功のポイントについて取り上げていきます。
最近、不動産投資の中でも「戸建投資」が注目されつつあるのはご存知でしょうか。アパートやマンションを持つよりもコンパクトに経営できたり、長期的に住むとされるファミリー層をターゲットにしていることから安定収入が期待できる、といった話もよく耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか? 戸建投資のメリット、デメリットについてお話ししていきますね。
⚪︎なぜ戸建投資が注目されているのか?
戸建投資には、以下のようなメリットがあります。
①安定した賃貸需要
核家族化やテレワークの影響で、戸建て住宅へのニーズは依然として高いです。子育て世帯やペットを飼いたい人にとって、集合住宅よりも自由度の高い戸建ては魅力的。長期間住むケースが多く、空室リスクが低めです。
②高い収益性
中古戸建てや地方の物件は比較的安く買える一方で、家賃は地域相場に合わせて設定可能。購入価格に対して家賃収入の比率が高くなるため、高い利回りが期待できます。
③売却益も狙える
駅近や人気エリアの物件、リノベーション済みの物件などは、購入時よりも高く売却できる可能性があります。家賃収入だけでなく、将来の売却も視野に入れた運用が可能です。
④土地付きなら資産価値が安定
戸建ては建物だけでなく土地も所有するため、時間とともに建物の価値が下がっても、土地が資産価値を支えてくれます。周辺の開発が進めば土地の価格が上がることもあります。
⑤リフォームで価値を高められる
古い戸建てでも、自分でリフォームやリノベーションを施せば、物件の魅力がアップ。家賃を高めたり、売却価格を上げたりすることも可能です。
⚪︎気をつけたい戸建投資のデメリット
魅力の多い戸建投資ですが、以下のようなリスクもあります。
①物件選びが難しい
土地の状態、周辺環境、建物の劣化状況など、注意すべき点が多くあります。とくに中古物件は、目に見えない劣化があることも。専門家による調査(ホームインスペクション)を利用すると安心です。
②修繕費がかさむ
戸建てでは、外壁や屋根、水回りなどの修繕を自分で行う必要があります。まとまった費用がかかることもあるので、事前に資金を準備しておくことが大切です。
③空室時のリスクが大きい
アパートなら一部屋空いても他でカバーできますが、戸建ては1軒丸ごと空室になるため、収入がゼロになります。空室期間を最小限にするために、立地選びや募集活動が重要です。
④災害リスクがある
地震や台風、水害などの自然災害による損害も無視できません。保険加入とともに、災害リスクの少ないエリアを選ぶのもポイントです。
⑤売却しにくい場合がある
マンションと違い、戸建ては買い手が限られるため、売却に時間がかかることも。特に古い物件や人気のない地域の物件は、買い手がつきにくくなります。
⚪︎戸建投資で成功するためのポイント
戸建投資を成功させるには、次のような準備と行動が欠かせません。
・情報収集と学習を怠らない
書籍やセミナー、信頼できるサイトで知識を深めましょう。
・投資目的を明確にする
家賃収入を重視するのか、売却益を狙うのかで戦略が変わります。
・資金計画をしっかり立てる
購入費だけでなく、リフォーム費用、空室時の備えなども考慮します。
・専門家に相談する
不動産会社や税理士など、信頼できるパートナーを持つことが安心につながります。
・立地選びを最重視する
駅からの距離、学校区、買い物環境など、需要のあるエリアを見極めましょう。
・リスク管理を徹底する
保険加入、定期点検、入居者との良好な関係維持などでトラブルを防ぎます。
いかがでしたでしょうか?
戸建投資は、正しい知識と準備があれば、高い収益と資産形成が見込める魅力的な選択肢です。ただし、甘い見通しで始めると、思わぬトラブルに直面する可能性も。自分のリスク許容度や資金状況を見極め、着実に一歩ずつ進めていくことが大切です。
アパート・マンション経営と戸建投資のどちらが自分の状況や方針に合っているのか、まずは専門家に相談しつつ検討していきたいですね。
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